介護業界は、労働時間の長さや労働量の多さの割に給料の水準が低いと言われています。

しかし、どんな働き方をしていてもそのような状況があるわけではありません。
ホームヘルパーとして訪問介護で活躍できるようになったら、パートで働くと給料はむしろ高めだと考えられるようになります。
スーパーやコンビニでのレジ打ちや品出しなどのように、一般的に主婦がパートで働いている職種に比べると給料は高い水準にあります。

ホームヘルパーになるためには、スキルや経験が必要とされるのは確かですが、研修制度が整っているヘルパーステーションが多くなってきたため、ほとんど未経験であっても働けるようになっています。

ただ給料が高めなだけでなく、福利厚生についても整っている現場が増えているのは、パートで働きたい人にとって大きな魅力になると言えるでしょう。
ただし、ステーションによって給与水準も福利厚生も違いがあるので、注意する必要はあります。

特に手当については、職場によって大きく変わってくるのでよく確認しておかなければなりません。
訪問先までの交通費が別途支給というのが標準的ですが、自転車などで行くことを前提にして支給してくれないような現場もありえます。

また、中には勤勉手当や育児手当を支給するなど、充実した福利厚生を整えているステーションもあります。
そうした手当の有無を確認した上で勤務先を決めることで、納得いく形で稼げるはずです。