主婦の働き手が多い影響もあり、ホームヘルパーには派遣やパートとして働いている人が大勢います。
派遣やパートの場合にはシフト制になっており、時間の都合に合わせて働きやすいメリットがあります。
時間の使い方を考えながらホームヘルパーとして働きたいときには、この二つのどちらが良いかを考えて選ぶことが重要になるでしょう。
その際に、給料のあり方の違いを認識しておくのは大切です。
時給の高さでは派遣の方が優れているのが一般的です。また、時給の金額については契約時点で交渉することができますが、交渉しやすさについて違いがあるので注意が必要です。
パートの場合には直接契約なので、自分で時給交渉することになります。それに対して、派遣社員の場合は派遣会社が派遣先の施設と取り決めをするため、派遣会社側で時給交渉をしてもらうことができます。
一方、パートで働くと手当が支給されることもあります。残業が時間外労働扱いになれば時間外手当が入り、夜勤の場合には夜勤手当が支給されるでしょう。しかし、派遣の場合にはそのような手当はなく、あくまで時給換算で給料が支給される仕組みになっています。
ただし、派遣会社が独自に勤勉手当などを福利厚生として用意していることもあり、一切手当がないわけではありません。
また、派遣とパートではシフトの希望の通りやすさが異なっています。派遣の方が希望が通りやすく、パートの場合には現場の要求によってシフトの量を調節されやすい傾向があるのが実情です。自身のプライベートを最優先したい人は派遣を選んだ方がいいでしょう。